チャネリングとは、神や宇宙人、死者など、常識では直接会話ができない存在と交信し、メッセージの伝達を行う方法です。
日本で言う、「イタコ」や「霊媒師」と呼ばれる人が、チャネラー(チャネリングを行う人)にあたります。
さて、このチャネリングですが、霊感のない人でも練習すればできるようになるのでしょうか?
私たちが日常で「これをやったら良い事があるかも」とか「ここに行ったら悪い事がありそう」と、何となく感じる出来事の多くは、無意識にチャネリングをしているようなものです。
無意識で行っているチャネリングを、意識的にできる練習をすれば、あなたもチャネラーになれる可能性があります。
この記事では、チャネリングのやり方と種類、チャネリングの効果や練習方法を解説していきます。
チャネリングのやり方と種類を知ろう
チャネリングとは、特別な力を使って守護霊や神と交信し、受け取ったメッセージを依頼者に伝えることです。
チャネリングで交信する方法はいくつかありますが、ざっくり分けると次の2種類に分類されます。
- コンシャス・チャネリング…はっきりと意識がある状態でメッセージを受け取る方法
- アンコンシャス・チャネリング…意識が全部もしくは半分無くなった状態でメッセージを受け取る方法
テレビなどでよく見るのが、イタコのように、別人格が憑依(ひょうい)してメッセージを伝えてくれる「アンコンシャス・チャネリング」。
しかし、ほとんどのチャネラーは意識のある「コンシャス・チャネリング」を行っている事が多いです。
神や死者など目に見えない存在と交信するのですが、交信相手には次のようなものがあります。
- ハイヤーセルフ(高次の自分)
- 神
- 守護霊
- 天使
- 妖精
- 死者
チャネリングのやり方で効果は変わる
これまでチャネリングとは縁がなかった人でも、やり方を身につけて練習すれば、悩みや困難にぶつかった時に必要なアドバイスをメッセージとして受け取ることができます。
霊感がないから無理だと思っているかもしれませんが、チャネリングを成功させるのに必要なのは、自分を信じること。
そのため、まずは「環境」と「自分」を整えることからチャネリングは始まります。
メッセージを受け取れるようになるまでは繰り返し練習が必要になるため、まずは自分が集中して、リラックスできる環境作りに専念するのが良いでしょう。
では、チャネリングのやり方について解説していきます。
①部屋を整えて、リラックスできる空間を作る
チャネリングを始める前に、まずはきれいに部屋の掃除をしておきましょう。
換気をして空気の入れ替えをしたり、お気に入りのお香を焚いてリラックスできる空間に整えます。
自然光がたっぷり入る、日当たりが良くて窓の大きな部屋が、チャネリングには向いています。
②自分自身がリラックスする
部屋を整えたら、次は自分がリラックスできる状態を作ります。
チャネリングを成功させるポイントは、力を抜いて心身ともにリラックスしていることです。
温かいハーブティーを飲んだり、少しストレッチしてみるのも良いでしょう。
呼吸を整え、心を無にして頭の中を空っぽにしておきます。
自分をリラックスさせる方法を知り、毎日続けていくと、不安や心配事があっても平常心を保ち、前向きに行動できるようになります。
なかなか雑念が捨てられない場合は、事前に頭の中を紙に書き出して、整理しておくのもおすすめです。
③雑音をシャットアウトする
チャネリングを行う上で、日常の生活音をシャットアウトしておくことはとても重要です。
集中力の妨げになるスマホやパソコンなどは電源を切り、見えないところに置きましょう。
冷蔵庫や空気清浄機など、家電の音もできる限りシャットアウトしておくと尚良いです。
自宅ではなかなか環境が整わないと言う方は、レンタルスペースやホテルなどを借りるのも秘湯の手段です。
無音だと逆に集中できないという方は、波の音や、ヒーリングミュージックなどを流すのがおすすめです。
④自分を愛する・信じる
チャネリングが成功しないという人は、自分が嫌いだったり、効果を信用せず半信半疑のまま行っている人が多いです。
「他人の意見をなかなか受け入れられない」と言う人は、実は自分のことも否定してしまっていることがあります。
すぐに自分を大好きになることは難しいかもしれませんが、チャネリングをしている間は自分を愛して、信じてあげる事が大切です。
⑤メッセージを受け取る
「環境」と「自分」が整ったら、実際にメッセージを受け取っていきます。
誰と交信したいのか(守護霊や神など)を明確に思い浮かべて、そこから発信される言葉やイメージを受け取ります。
チャネリングはあくまで目に見えないものと交信をすることなので、メッセージを受け取るといっても最初は確信が持てないかもしれません。
自分の良いように想像しているだけじゃないか、不安になりますよね。
チャネリングによって得られるメッセージに確信が持てるかどうかは、練習を重ねた人だけがわかる世界です。
ある日、「これは信じられる」と言う感覚がつかめるようになるまで、半信半疑でも良いので継続していきましょう。
チャネリングの練習方法とさらに上達するコツを紹介
チャネリングはやり方さえ覚えれば誰でも出来るようになると言われています。
毎日継続して練習を繰り返す事で、だんだんと効果が実感できるようになります。
チャネリングの練習方法
①毎日続ける
少しずつで良いので、毎日チャネリングをする時間を作りましょう。
自転車に一人で乗れるまで練習するように、毎日コツコツ積み重ねていく事で、ある日、すんなりとメッセージを受け取れる日が来ます。
②記録に残す
チャネリングをしたいと思ったきっかけや、上手く行った日、行かなかった日など、何でも良いので1日の成果を記録していきましょう。
後で振り返った時に、自分の成長につながるヒントが隠されていることもあります。
お気に入りのペンやノートを使って、楽しく記録していきましょう。
③直感を大切にする
「これは良いかも」「これは危ない」という、何となく感じたこと(直感)があれば、素直に従う気持ちも大切です。
直感は無意識に行っているチャネリング。
練習を重ねると、この直感が鋭く、敏感になっていく感覚があります。
チャネリングをさらに上達させるコツ
①頭を空っぽにする練習(瞑想)
初心者がチャネリングの練習でぶつかる最初の壁は、「頭を空っぽにする」と言うことです。
空にしようと考えすぎて、ストレスになったり、雑念が増えることもあります。
頭を空っぽにする練習に最適なのが、瞑想(めいそう)です。
毎日20分くらい時間を作り、瞑想を習慣にしてみましょう。
可能であれば、森やビーチなど自然の中で瞑想するのがおすすめです。
②クリスタルを持ち歩く(浄化)
クリスタルには、オーラーを浄化して整える効果があります。
部屋に置いたり、アクセサリーとして身につけていると、チャネリングの効果が上がる可能性があります。
クリスタルにも色や種類があり、それぞれ効果が違います。
お店の方や、詳しい人に相談して、良い気が入るものを選ぶと吉です。
③ヨガを習慣にする
ヨガは、心と体をリラックスさせる効果があります。
呼吸を整える練習にもなるので、瞑想と並行して習慣にするとさらなる効果が期待できます。
太陽の光をたっぷりと浴びられる、朝に行うのがおすすめです。
まとめ
今回は、チャネリングのやり方と種類、効果、練習方法を詳しく紹介しました。
チャネリングは、神や死者など目に見えない存在と交信する手段。
「環境」と「自分」を整え、毎日の練習を繰り返すことで効果が実感できるようになっていくという事がわかりました。
毎日何となく生きていると、今日あった楽しかった事や辛かった事も、時間が経てば記憶から薄れていきます。
その「何となく」を意識的に行ってみる事で、理想の自分に出会えたり、過去の呪縛から解放されたりする感覚が得られるのではないでしょうか?
チャネリングは特別な力がなくても、練習すればある程度自分で行うことが可能です。
皆さんもチャネリングのやり方を身につけて、新しい毎日をスタートさせてみませんか?
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