パワーストーンの正しい【お手入れ】とやってはいけない注意点

パワーストーン正しい手入れ

大切なパワーストーンは、普段からお手入れが必要です。適切なお手入れをすれば、それだけ長くパワーを発揮してくれるでしょう。
お手入れの中には、パワーストーンによって禁忌事項もあるため、しっかり確認しましょう。

目次

パワーストーンのお手入れ

パワーストーンのお手入れには、日常的に行うことと、特別な場合に行うことがあります。それぞれの場合に大切なことを、ご紹介します。

日常的なパワーストーンのお手入れ

普段身につけているパワーストーンをお手入れするには、あまり難しいお手入れは必要ありません。身体から外したあとに、柔らかい布で拭いて、安全な場所に置くだけでも十分です。

さらに、お手入れにはパワーストーンごとにちょっとしたコツがあります。以下の点を、意識してお手入れしましょう。

パワーストーンの硬度

硬い石ならあまり問題ありませんが、柔らかめの石は破損しやすいものです。高いところから落としたり、保管中に他の硬いものとぶつかって割れたり傷ついたりしないようにしましょう。
やわらかい布で包んだり、専用の保管布、保管箱などに入れるのが最適です。

もちろん、寝るときには身につけているパワーストーンは外したほうが良いでしょう。石のパワーを受け取りながら眠りたい場合もあるでしょうが、パワーストーンやアクセサリーのパーツのことを考えれば、外したほうがベスト。もし一緒に眠りたいのであれば、アクセサリーでない丸く磨いた形状のものなどがいいでしょう。

柔らかくて傷がついたり破損しやすいパワーストーン

(硬度は数字が小さいほど柔らかい・硬度は1~10まで)
硬度1~2:アンバー、クリソコラ、パール など
硬度3~5:カルサイト、アズライト、ロードクロサイト(インカローズ)
コーラル、マラカイト、フローライト、ラリマー など

上記のパワーストーンは、硬いものでこすって傷がつくほど柔らかいので、気をつけましょう。

水や湿気に強いかどうか

以下の浄化方法にもあるように、パワーストーンによって水分に強いものと弱いものがあります。直接水にぬらさなくても、肌に触れる形で身につけているパワーストーンには、汗もつきやすいもの。
夜、身体からパワーストーンを離したら、やわらかい布などできれいに汗をふき取りましょう。

シャワーやお風呂に入るときには、パワーストーンははずしましょう。水に強いパワーストーンもありますが、石鹸・シャンプーなどは、すべてのパワーストーンが避けたほうがよいものです。

パワーストーンに変化が見られたら

日常的なお手入れでは、ちょっと足りないと思うくらい汚れがついてしまったとき、またパワーを感じなくなったときは、特別なお手入れが必要かもしれません。
物理的な汚れ以外での特別なお手入れは、パワーストーンが吸い取ってくれたネガティブなエネルギーを浄化することです。以下のようにさまざまな浄化方法があるため、それぞれのパワーストーンに適した浄化方法を行いましょう。

特別なお手入れが必要と思われるのは、主に、

「パワーストーンの色や透明度が、以前と変わってきたように見えるとき」 です。

パワーストーンの色が変わってしまう理由としては、主に3つあります。

1)物理的な理由

汗や皮脂がついたり、紫外線を浴びる、水に塗れたなどで、色が変化した場合。
パワーストーンにはそれぞれ苦手なものがあるために、それらに触れて変化することがあります。
解決策:表面に汚れがついているだけなら、きれいに水で洗えば落ちることもあります。油分など取れにくいものの場合でも、洗剤など化学物質は極力使わないで洗うようにしましょう。

2)パワーストーン自体の着色によるもの

パワーストーン自体は天然のものでも、加熱などをして色をつけている場合があります。こういう場合は、徐々に色が抜けてくることもあるようです。
[ 解決策 ]:天然の色ではなかったので、元の色に戻すのは難しい。

3)エネルギー的な理由

パワーストーンが持ち主や周囲の邪気を吸い取って、パワーが落ちているとき。
[ 解決策 ]:下に記した浄化・パワーアップ方法を行うことで、パワーストーンのパワーがよみがえり、見た目もよみがえってくることがあります。普段からパワーストーンの扱いにとても気を付けていて、物理的な理由と思えない変化がある場合には、ぜひ浄化を試してみましょう。

パワーストーンのパワーを補充するとき

パワーストーンの中には、石自体のパワーがとても強力で、あらゆるネガティブなエネルギーをはね返してしまうようなものから、とても繊細で周囲のエネルギーを吸収しやすいものまで、その性格は正反対というほど、様々な性質があります。
パワーの強い石ならば、あまりエネルギーの補充は必要ありませんが、繊細なパワーストーンほど、本来のパワーを発揮できるよう、浄化とともにエネルギーの補充を心がけると良いのです。

具体的には、浄化作用の強いパワーストーンは、浄化のあとにしっかりパワーの補充をしましょう。クリスタル系のパワーストーンはとても浄化作用が強いですが、特にクリアクリスタルは常に浄化が必要です。浄化だけでもクリスタルの状態はとても良くなりますが、パワーを補充をすれば、幸運のお守りとしても復活します。

一般的に、透明や白のパワーストーンは浄化の作用が強いので、パワーストーン自体も常に浄化するように心がけます。
また、黒い色のパワーストーンは、マイナスのエネルギーを吸収する作業が強いものです。ネガティブなものを内側にため込む傾向があるので、常に浄化を心がけると良いでしょう。

透明や白、黒、またその他の色のパワーストーンでも、変化を感じて浄化した後には、下に記した各パワーストーンに適した方法で、パワーの補充をすると良いでしょう。

やってはいけない注意点

そのパワーストーンにとって禁忌の方法で浄化すること

パワーストーンは鉱物ですから、個別に特有の性質があります。水に弱いもの、熱に弱いもの、紫外線に弱いものなど、さまざまです。パワーストーンのパワー自体は変わらないとしても、見た目の美しさが損なわれてしまっては残念です。

また、硬度が低い(柔らかい)パワーストーンでは、石の性質に合わない衝撃が加えられると、割れたり欠けたりすることもあります。
浄化の際だけではなく、普段の置き場所、身につける方法においても、各パワーストーンの性質には気を付けたいのですが、特別な浄化をする際には、さらに気を付けましょう。浄化は、普段パワーストーンを扱うとき以上に、石にとっての刺激になる方法です。合う方法であれば石はパワーアップしますが、合わない方法では逆効果になるため、注意しましょう。

浄化をせずに人に譲ったり、ゴミとして捨てること

パワーストーンが不要になり、人に譲ったり不燃物としてゴミに出す選択をすることもあります。この時にもぜひ、浄化を行ってから手放しましょう。この時に注意したいのは、見た目の浄化ではなく、エネルギー的な浄化です。

捨ててしまう場合には、色が変わっても破損しても、気にならないかもしれません。しかしパワーストーンは、エネルギー的な性質も強く持ちます。人に譲る場合でも、ネガティブなエネルギーを内に閉じ込めたパワーストーンを譲るのは良くありません。その方に何か悪いことが起こってしまっては、お譲りする厚意の逆効果になってしまいます。浄化をして、内側からきれいな状態にして、パワーストーンを手放しましょう。

パワーストーンを浄化&パワーアップする方法

パワーストーンの浄化はとても大切です。そして浄化をしたら、本来のパワーを最大限に生かせるよう、パワーの補充もすると良いでしょう。
パワーストーンの浄化やパワーアップには、さまざまな方法があります。やりやすい方法で行えば良いのですが、パワーストーンによっては合わない方法もあります。浄化したいパワーストーンにとってNGの浄化方法でないか、しっかり確認して浄化&パワーアップを行いましょう。

水で浄化

もっとも手軽にパワーストーンを浄化できるのは、水で洗うことです。ただし、水に弱いパワーストーンもあるため、パワーストーンの特性を調べた上で、水洗いしましょう。

自然の中の湧き水などで洗えれば最適ですが、日常生活では難しですね。その場合は、水道水で洗っても問題ありません。パワーストーンが手から滑り落ちて傷つかないように配慮して、蛇口から出る流水でそのまま洗って問題ありません。最低1分から数分間、水で流します。

蛇口に塩素除去の装置を付けていたり、ウォーターサーバーで塩素除去をしているなら、そうした水のほうが良いでしょう。
パールなど、塩素に弱いパワーストーンもあるので、塩素除去した水のほうが安心です。塩素に特別弱いパワーストーンは、ミネラルウォーターで浄化するのが良いでしょう。

もし自然な湧き水が手に入ったら、かけ流しても良いですし、ボウルに張った水にしばらく入れておくのも良い方法です。

水で浄化がNGのパワーストーン

以下のパワーストーンは水に弱く、欠けたり変色しやすいので、水での浄化は控えましょう。

アズライト、アンバー、インカローズ、エンジェライト、カルサイト、クリソコラ、スギライト、セレナイト、ターコイズ、パール、パイライト、フローライト、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ、ラリマー、ロードナイト など

日光で浄化&パワーアップ

パワーストーンを日光浴させるのは、浄化というよりもパワー補充の意味合いが強いものです。他の方法でパワーストーンを浄化したあとに、日光や月光に当てるとよいでしょう。
日光に当てるのは、午前中が最適です。パワーストーンを日光に当てたまま、忘れて放置しないよう気を付けましょう。
日光に当てると変色するなど、日光(紫外線)に弱いパワーストーンに注意しましょう。

日光で浄化&パワーアップがNGのパワーストーン

以下のパワーストーンは日光に弱く、長時間日光に当てると変色することがあります。日光での浄化は控えましょう。

アクアマリン、アメジスト、インカローズ、オパール、クンツァイト、シトリン、セレスタイト、ターコイズ、トパーズ、フローライト、ローズクォーツ、ロードナイト など

また、以下のパワーストーンは急激な温度変化や熱に弱いために、日光浴中に熱くなりすぎるようであれば、日光の浄化に適しません。

アイオライト、アメジスト、エメラルド、オパール、コーラル、ターコイズ、パール、マラカイト、ラピスラズリ など

月光で浄化&パワーアップ

日光よりも穏やかな月の光でも、パワーストーンを浄化&パワーアップすることができます。月の光は日光の反射ですから、日光が強すぎる(適さない)パワーストーンであっても、日光浴のような効果を穏やかに得られるでしょう。
またパワーストーンの適正として、月の光でこそパワーが増幅するものもあります。やさしい月の光は、浄化に加えてパワーアップの意味も大きいのです。

月の光での浄化パワーを最大限に生かすには、満月に向かう頃に行うのが最適です。月が満ちていくパワーが最大のためです。
月の光での浄化はとても穏やかなので、どんなパワーストーンにも行えますが、特に月光浴でパワーアップするパワーストーンがあります。これらのパワーストーンには積極的に月光浴をさせたいので、満月に向かう時期には、夜間、月光の入る窓辺に置いておくのも良いでしょう。

月の光でパワーアップするパワーストーン

以下のパワーストーンは、月の光でパワーアップするため、積極的に普段から月光浴させたいものです。

ムーンストーン、ローズクォーツ、モルダバイト、ギベオン、ラブラドライト など

天然塩で浄化

日本では、土地や場所の浄化のために盛り塩をしたり、不浄なエネルギーを避けるために塩をまく風習があるため、塩の浄化効果は感覚的にピンときます。肉体の浄化、疲労回復のためにも、お風呂のお湯にいれるバスソルトもありますから、物理的にも塩の浄化作用を理解しやすいでしょう。

浄化に使う塩は、テーブルソルトなど精製されたものではなく、海塩など天然の塩を利用しましょう。最近は、ピンク色のロックソルト(岩塩)なども手に入ります。より天然に近いものの方が、浄化作用も強くなります。

パワーストーンを塩で浄化するときは、お皿の上に敷いた塩の上に、パワーストーンを乗せておくだけでも効果があります。より強力に浄化したい場合は、天然塩の中にパワーストーンを埋め、1日~数日、様子を見ると良いでしょう。

水での浄化に適さないパワーストーンでなければ、塩水にパワーストーンを浸しておく方法もあります。塩水に漬けておくのは、1日から長くても3日以内にしましょう。

塩で浄化した後は、塩の粒子を落とす必要があるため、通常は流水で洗います。そのため、水にさらさないほうが良いパワーストーンは、塩での浄化もあまり適しません。

浄化に使った塩は使いまわしせず、その都度捨てましょう。浄化のために部屋や土地に盛り塩をするのと同じです。

塩分が苦手なパワーストーンは、塩での浄化はできませんので気を付けましょう。

天然塩で浄化がNGのパワーストーン

以下のパワーストーンは、塩分に弱い性質をしています。塩での浄化はとても強力な方法ですが、他の浄化方法を行いましょう。

アズライト、アマゾナイト、アンバー、インカローズ、オパール、カルサイト、クリソコラ、コーラル、スギライト、セレナイト、ソーダライト、ターコイズ、パール、パイライト、ヘマタイト、フローライト、ヘマタイト、マラカイト、ムーンストーン、ラピスラズリ、ラリマー など

●パワーストーンのアクセサリーで金属を利用しているものも、金属が錆びてしまうため塩や塩水での浄化には適しません。

クリスタルで浄化&パワーアップ

パワーストーンであるクリスタル自体が、非常に浄化効果の高いものです。この浄化効果を利用して、クリスタルでパワーストーンを浄化する方法も、一般的です。クリスタルには様々な種類がありますが、もっとも浄化に適していて、どんなパワーストーンにも利用できるのは、クリアクリスタルです。

浄化の方法は、クリスタルのクラスターや、さざれ石の上に浄化するパワーストーンを置くだけなので、とても気軽にできるのがうれしいところ。たくさんのさざれ石の中に、パワーストーンを埋めてしまっても良いでしょう。

アクセサリーなど、身体から外して置いておく場所として、クリスタルクラスターやさざれ石を準備しておきましょう。保管場所で、毎日浄化ができて最適な方法です。

クリスタルでの浄化で気を付けること

クリスタルは浄化効果が強いものの、同時にネガティブなエネルギーも吸収しやすいもの。そのため、クリスタルのクラスターやさざれ石を手に入れたら、それらをまず浄化してから、利用するのが良いでしょう。

クリスタルは水で浄化できますが、さらに、ハーブなどを利用して強力に浄化してから、利用すると良いでしょう。

クリスタルはエネルギー増幅も行う

クリスタルは浄化と共に、エネルギーを増幅する効果もあります。浄化をしながら、そのパワーストーンが持つもともとのパワーも高めてくれます。

ハーブ(植物)で浄化

自然のハーブ(植物)の中にも、浄化効果がとても高いものがあります。古くはネイティブ・アメリカンたちが儀式の中で利用したり、世界中で古代からその浄化効果が知られていました。悪霊祓いやお守り、また精神的な探求を行う際に利用されるなど、パワーストーンと同じようにスピリチュアルな意味でも利用されていたハーブがあります。
パワーストーンの浄化&パワーアップに最適なハーブは、ホワイトセージです。

浄化のためにハーブを利用する際には、いくつかの方法があります。

ドライハーブを燃やして煙でいぶす

浄化効果のあるハーブに火をつけ、その煙によってパワーストーンを浄化します。煙による浄化は、あらゆるパワーストーンに適しています。数分間、煙に当てるだけで効果があります。ハーブを燃やす場合、通常、ドライハーブの形になったものを利用します。ドライハーブは製品としても入手しやすいものです。また、ハーブから作ったお香を焚く方法もあります。

ハーブをそのまま燃やす場合、ホワイトセージの葉や、ローズマリー、パロサントの木を削ったものなどがよく利用されます。煙はその空間自体も浄化しますので、お部屋の中で浄化しても良いでしょう。

★注意点★

・火の扱いに注意しましょう。火を部屋の中に落とさないように、また、火の元にパワーストーンを近づけないことも大切です。特に熱に弱いパワーストーンは、火の元から離して浄化しましょう。

・浄化が終わったら、パワーストーンの表面に付着している煙を、きれいに拭き取りましょう。

ハーブを利用したお香の煙にくぐらせる

ハーブそのものが手に入らない場合、ハーブを含んだお香も利用できます。サンダルウッド、セージ、ラベンダー、ローズマリーなどのお香が良いでしょう。また、チベットのお寺で作られたお香なども、天然のハーブで作られ質の高いものです。
ただし、人工的な成分を含まない、極力自然素材だけのお香を選ぶ必要があります。パワーストーンの中には、化学物質に弱いものもあるためです。

★注意点★

・浄化が終わったら、パワーストーンの表面に付着している煙を、きれいに拭き取りましょう。

ハーブの抽出液(エッセンシャルオイル)をスプレーする

浄化効果のあるハーブのエッセンシャルオイルを、ミストでパワーストーンに吹きかけます。製品化されているものは、扱いも簡単ですね。エッセンシャルオイルは濃度がとても高いので、水に薄めてスプレーボトルに入れても良いでしょう。
燃やすハーブと同様、ホワイトセージやパロサントのエッセンシャルオイルが最適です。また、ハーブではありませんが、パワーストーンのモルダバイトを取り込んだスプレーなどもあります。

★注意点★

・エッセンシャルオイルは植物抽出液で、一定の作用があるため、スプレーで吹きかけた後には、パワーストーンを水で洗い流しましょう。

・水をかけ流す必要があるため、水に弱いパワーストーンには、エッセンシャルオイルをスプレーする方法は適しません。

ハーブで浄化がNGのパワーストーン

ハーブそのものを燃やして煙で浄化する場合、適さないパワーストーンはありません。ただし、エッセンシャルオイルなど有効成分を濃縮したもの、また化学成分を含む製品などは、十分取り扱いに注意しましょう。

音で浄化&パワーアップ

音には波動、一定の周波数があり、浄化やヒーリング効果があります。
音での浄化は、どのパワーストーンにも行える方法です。音の癒しが好きな方は、音による浄化グッズをひとつ手に入れておくと、便利です。

音叉(チューナー)で浄化する

音によるパワーストーンの浄化によく使用されるのは、音叉(チューナー)です。周波数ごとにたくさんある音叉の中でも、ヒーリング効果、浄化効果の高い周波数を出すものが利用されます。
クリスタルポイント(六角柱)を利用して、チューナーが発する周波数をパワーストーンに届ける方法もあります。クリスタルポイントの平面部を音叉で叩き、音が響いている間に音叉を回して、音を振動させていきます。

パワーストーンの浄化のためによく利用される周波数は、「天使の音」とも呼ばれる4096hz(ヘルツ)です。非常に高い周波数で、耳で聴いてもとても高い音です。4096hzは、「人・物・空間」をすべて浄化するとされ、汎用性が高く強い浄化効果があります。
4096hzの音叉と、浄化のためのクリスタルポイント(六角柱)や、クリスタルのさざれ石とセットで販売されている商品もあります。

また、「癒しの周波数」「奇跡の周波数」と呼ばれるのが528Hzの周波数。ストレスにより傷ついた細胞も修復すると言われています。周波数の中には、人の心と身体に効果的に働くとされる「ソルフェジオ周波数」という一定の周波数がいくつかあり、その中でも強力に浄化と癒しに関係するのが、528Hzの周波数です。

チベットのシンギングボウル

ヒーリング音楽などでも利用される、チベットのシンギングボウルも、浄化や癒しのための良い波動を放ちます。もともとはチベットのお寺の中で使われる仏具であるため、精神を整え心を浄化する効果もあるでしょう。

シンギングボウルは、付属する木製のハンマーで、ボウルの外側の淵を叩きます。音を出してすぐに、ハンマーでボウルの淵をやさしく触れて回すと、音が振動して独特のバイブレーションを発生します。

シンギングボウルは、その大きさによって、出る音の高さが変わります。低い音は心や空間を安定化させ、高い音ほど精神的な浄化につながります。シンギングボウルの振動する音が届くように、パワーストーンの近くで利用すると良いでしょう。

地中(土)に埋めて浄化&パワーアップ

パワーストーンはもともと、地中に眠っていたもの。その本来の土の中に戻し、パワーストーンを浄化し、パワーを回復する方法です。

土ならどこでも良いわけではなく、汚染されていない自然な土で、日当たりが良く、人通りの少ない場所に埋める必要があります。土自体や、その周囲の環境的な悪影響を受けないためです。悪影響が大きいと、逆に、パワーストーンがその周囲の悪影響を吸い込んでしまう可能性もあります。

好条件の場所は、日常生活の中では見つけづらいかもしれません。そこで、キャンプや山登りに行った際に、数時間だけ適切な土の中に埋めるという方法があります。日当たりの良い場所の土の中なら、数時間埋めておくだけでも効果があるでしょう。
家の近くで埋めるのであれば、自宅の庭なら安心です。ただし、土の下に不浄なものがあったり、土の上を頻繁に歩くような場所は避けましょう。自宅の庭で、人の目につきにくいなら、木や植物の根本の土の上に数時間置くだけでも良いでしょう。
強力に浄化したいなら、安全できれいな土の中に、数日~1週間程度埋めておくのが良い方法です。

近くに自然な土がないなら、部屋の中にある観葉植物の土の上に置くだけでも良いでしょう。

★注意点★

・特に自宅の敷地外で埋める場合には、埋めた場所が分からなくならないよう注意しましょう。はじめて出かけた場所では、埋めた場所が分からなくなりがちです。長期間埋めるほど、パワーストーンが行方不明にならないように気を付ける必要があります。

・清浄な土壌なら、パワーストーンをそのまま埋めてもよさそうに思えますが、土の中ではどんな影響があるか分かりません。また、水に弱いパワーストーンの場合、地中の水分も気になります。そこで、天然素材の布でパワーストーンを包んで、土に埋めると安心です。

・法的な問題として、神社など公共の場所の敷地内に、無断で物を埋めるのは違法になりますので、注意しましょう。

地中に埋めて浄化がNGのパワーストーン

地中に埋めること自体がNGのパワーストーンはありませんが、注意が必要なパワーストーンがあります。硬度が低く柔らかくて、割れやすいパワーストーンはあまりお勧めできません。土の上から衝撃が掛かった際に、破損する危険性もあります。
水に弱いパワーストーンも、雨が降って土から水分に触れる可能性もあるため、注意しましょう。

パワーストーンを利用しなくなったら

とても惹かれて購入したパワーストーンでも、いつかは自分に合わなくなるときが来るもの。また、人にプレゼントされたパワーストーンで、なんとなく自分に合わない、と感じるものもあるでしょう。
人を助けてくれるパワーストーンですから、ゴミのように扱って廃棄はしずらいもの。なんとなく部屋の中や、引き出しの中に、古いパワーストーンがたまってしまいがちですが、利用しなくなったパワーストーンは、そのまま放置しないほうが良いのです。

パワーストーンを保管するとき

今すぐには利用していないけども、大切なパワーストーンで手放したくないものもありますね。そういう場合は、適切に保管しましょう。
まずは、そのパワーストーンにあった方法での浄化が必要です。特に不運や邪気から守ってくれるパワーストーンの中には、ネガティブなエネルギーを内側にため込むものがあります。こうしたパワーストーンをそのまま保管するのは、ネガティブ・エネルギーを保管しているようなもの。とても避けたい事態です。

浄化が終わったパワーストーンは、そのパワーストーンが苦手な環境に触れないよう、適切に保管しましょう。日光や紫外線が苦手なパワーストーンなら、それらが当たらないような場所に保管します。水や湿気が苦手なパワーストーンなら、保管する容器内に湿気がたまらないよう、また湿気の多くない場所を選んで保管します。

パワーストーンを手放すとき

パワーストーンが自分に合わなくなったと思ったとき、保管するよりも手放したいと思うこともあるでしょう。あまりに強力に身を守ってくれて、パワーストーンがその効力を失ったと思うこともあるでしょう。
人からもらったパワーストーンでも、手元に置きたくないと感じることもあるでしょう。
こうした場合には、適切に手放したほうが良いはずです。

パワーストーンを手放す前に浄化する

パワーストーンを手放す前にも、やはり浄化をしたほうがよいのです。もういらなくなって手放すのに、と思うかもしれませんが、パワーストーンが吸い取ってくれているのは、自分自身のネガティブな思いの場合もあります。そのネガティブなものを、周囲にまき散らさないためにも、また次の手に渡った際に、不運と不幸を悪循環させないためにも、浄化は必要です。そのパワーストーンに合った方法で、浄化した後に手放しましょう。

どこに手放すか?

パワーストーンは本来、地中に存在したもの。そのため、「土に返す」のが適切だと思いがちですが、それは適切でない場合もあります。
一度、あるいは複数、人の手に渡ったパワーストーンには、一定の人の影響が加わっています。埋めた土地に、何らかの影響を及ぼす可能性もあります。現に、土地の浄化のためにクリアクリスタルを地中に埋める手法があることからも、想像できますね。

また、長い年月をかけて生成したパワーストーンは、地中に埋めても土に返るわけではありません。さらには、自分の土地以外に物を埋めるのは、不法投棄になり違法です。

そこで、どうしても手放す先がない場合には、「燃えないゴミ」としてパワーストーンを廃棄します。

ゴミにしたくない場合には、パワーストーンを引き取ってくれるお店や業者に、リサイクルとして手放すのが良いでしょう。自分にとっては不要になったパワーストーンでも、鉱物的価値としてはとても希少で、近年手にいれにくくなっているパワーストーンもあります。
パワーストーンは、エネルギー的なものであると同時に、希少な鉱物でもあるということを忘れずに!

まとめ

パワーストーンは私たちにパワーと特定の効果を与えてくれるすばらしいものですが、物質的には鉱物です。各鉱物の特性を知り、パワーストーンを大切にお手入れすれば、長く効果的に扱えるでしょう。

同時に鉱物としてだけでなく、エネルギーを溜めたり放出するパワーストーンですから、エネルギー的な浄化とパワーの補充も大切です。

いつも身近にいて、人生のあらゆる側面を助けてくれるパワーストーンのお手入れは本当に大切です。人生のパートナーとして、ぜひ大切に扱ってくださいね!

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