よくテレビで「霊視」を特集している事がありますが、実際に霊視とは「どんな風に」「どんなものが」見えるのでしょうか?
霊視ができる人は、その人のオーラや憑いている守護霊の見た目、過去や未来、性格や中身などを何となく予想することができるそうです。
俗に言う幽霊が見える人(霊感の強い人)と、霊視ができる人は少し違います。
霊視とはどんな能力なのか?実際に霊視では何が見えるのか?
今回の記事では気になる霊視の能力や種類、霊視を行う時の注意点などを紹介していきます。
霊視とは何が見える能力なのか?
霊視とは、見る相手にまつわる守護霊や神、死者とコンタクトを取り、メッセージのやり取りをする方法です。
似たような能力に「霊感」と言うものがありますが、これは幽霊や魂など、普通の人には見えない存在を実際に見たり感じたりすることができるもの。
霊視はさらにそこから霊との会話まで発展し、情報を聞き出すことができる能力と言えるでしょう。
霊視ができる人を霊媒師や霊能力者と呼び、テレビに出ている有名な方から、個人で行っている一般の方もいます。
霊視といっても、全ての霊能力者が同じような見え方をしているわけではなく、「映像で見える人」「言葉で受け取る人」「守護霊の見た光景を見ることのできる人」など様々です。
霊視では何が見える?
- 過去・現在・未来のこと
- 恋愛
- 仕事
- 人間関係
- 相手との相性
霊視は、相談者の悩んでいることであれば比較的何でも見ることができます。
霊視をする人は、コンタクトする相手から必要な情報を聞き出して、その人の抱える悩みや問題の解決策を考え、伝える役割を果たします。
つまり、自分の悩みについて、守護霊や神が解決の糸口になる情報を知っていれば、何でも相談することができるのです。
見えるものには個人差がある
霊視でコンタクトをとる相手によっては、聞きたい情報を教えてくれないということもあります。
秘密主義の守護霊が情報を教えてくれなかったり、その人の性格をよく知った先祖の霊が「これは言わない方が良い」と気遣ってくれたりして、情報の開示にストップがかかることもあるようです。
その為、見えるもの、知れる情報の量には個人差があります。
霊視にはどんな種類があるの?霊能力者が見ている世界
先ほど全ての霊能力者が同じような見え方をしているわけではないとお話ししましたが、「霊視」による見え方にもいくつか種類があります。
霊能力者がコンタクトを取るとき、見え方は大きく分けると次の2種類に分けられます。
- 霊能力者本人が見る場合
- 守護霊や神の見ているものを見せてもらっている場合
では、実際にどのような見え方をしているのか、解説していきます。
1.霊能力者本人が見る場合
映像で見えたり、声が聞こえたり、霊能力者本人が見たいものに直接アクセスし、客観的に情報を知ると言う方法です。
意識があり、霊視したことは霊能力者本人も覚えています。
見え方には個人差がありますが、主に次の4つが挙げられます。
①霊視(れいし)
普通の人にとって目に見えない存在を、視覚的に捉える事ができる能力。
幽霊など実在しない人物や動物が見える人もいれば、オーラが色で見えるという人もいます。
②脳内視(のうないし)
霊視似ていますが、こちらは目には見えず、映像や人物の顔が頭に思い浮かぶ能力です。
しかし、自分の都合良くイメージがすり替わる可能性もあるので、本物の思い付きと先入観での思いつきを分けるトレーニングが必要になります。
③霊聴(れいちょう)
漢字のとおり、メッセージが耳で聴こえる能力のこと。
亡くなった人の声が聞こえたり、守護霊からのメッセージが聞こえたりという報告はいくつもあります。
お葬式の夜に台所から音が聞こえたり、急に物音が聞こえたりと、普段霊感のない人でも経験したという事例もあります。
④透視(とうし)
昨日どこで何をしていたか、まるで自分がその場にいたような感覚で見る(イメージする)ことができる能力。
行ったことがない場所や、遠く離れた場所で起きていることも見ることができます。
2.守護霊や神の見ているものを見せてもらっている場合
自分ではなく守護霊や神力を借りて、メッセージを相手に伝えてもらうと言う方法です。
イタコなど、霊能力者の体に憑依して伝えているのがこのパターンに当たります。
別人格が乗り移った状態のため、霊能力者は意識が半分、もしくは全くない状態であることが多いです。
この方法でコンタクトができるのは、相談者の先祖や亡くなった近親者など、比較的つながりの強い存在に限ると言います。
霊視をするときの注意点を知っておこう
霊視をすると、悩みの解決法が分かったり、恋愛や仕事へのアドバイスがもらえたりと、良いことだらけ。
しかし、個人の考え方にアクセスできてしまうと言うことは、その人が知られたくないと思っている情報まで分かってしまう可能性もあります。
霊視をする人、してもらう人、それぞれが気をつけたい注意点をまとめてみました。
霊視をする人の注意点
①霊視をする前に許可をもらう
意識の中は、相手のプライベートな空間なので、勝手に霊視をすることは絶対に許されません。
事前に霊視する日にちや時間を伝えておくと、相談相手にも「見られている」と言う意識が備わり、霊視をしやすくなるというメリットもあります。
また、コンタクトを取る相手(守護霊や神)にも敬意を払い、これから情報を聞き出すことについて許可をもらうようにしましょう。
②心身の健康に気を配る
霊視を行う人は、心身ともに大きなエネルギーを使います。
肩こりや吐き気など、少しでも不調が現れたら休憩を取りましょう。
霊視をしてもらう人の注意点
①優良なクライアントを選ぶ
ネットで霊視を検索すると、プロからアマチュアまでたくさんのクライアントがヒットします。
アマチュアでも、親身に霊視を行ってくれる優良なクライアントがたくさんいますが、中には金銭を目的とした悪徳なクライアントも紛れています。
問い合わせフォームがあれば、直接質問してみたり、信頼できる友人からの口コミでクライアントを選ぶのが良いでしょう。
また、料金が明確に提示されているかどうかも判断の基準になります。
②自分の心に響く助言をしてくれるクライアントを選ぶ
どんなに腕の良いクライアントでも、あなたの過去を否定したり、悪く言うような人は好ましくありません。
良いことも悪いことも、全て受け入れて言葉をかけてくれる人を選ぶと良いでしょう。
厳しく意見を言ってくれる人、オブラートに包んで優しい言葉で説明してくれる人、あなたが受け入れやすい話し方をしてくれる人を見つけましょう。
まとめ
今回の記事では気になる霊視の能力や種類、霊視を行う時の注意点などを紹介しました。
霊視とは、いわゆる「第六感」と呼ばれるもので、見る相手にまつわる守護霊や神、死者とコンタクトを取り、メッセージのやり取りをする方法。
過去・現在・未来のこと、恋愛、仕事、人間関係、相手との相性など、相談者の悩んでいることであれば比較的何でも見ることができます。
すべての霊能力者が同じように見えているわけではなく、音や映像、メッセージの伝え方にも種類があり、コンタクトする相手によって知れる情報も変わってくるとわかりました。
今や、プロやアマチュアなど多くの霊能力者が霊視による鑑定を行なっていますが、中には金銭目的の悪徳業者も紛れています。
自分の心に届く丁寧な鑑定をしてくれる霊能力者を見つけ、霊視であなたの悩みを解決するきっかけを作ってみませんか?
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